最近、歯が黄ばんできた気がする…
歯の黄ばみについて、できるなら費用を抑えて歯を白くしたいと思う方も多いでしょう。
巷にはお金をかけずに歯を白くする裏ワザがありますが、歯や体へ悪影響を与えるリスクがあるため注意が必要です。
この記事では歯を白くする6つの方法について効果とリスク、歯の黄ばみ対策法を詳しく解説します。
できるだけ費用を抑えて白い歯を目指したい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
歯を白くする方法は?お金をかけずにできる裏ワザ6選
お金をかけずに歯を白くする方法は、本当に安全なのでしょうか?
知らず知らずのうちに歯や口の粘膜を傷つけてしまう可能性があるため、方法とリスクについて把握しておくことがおすすめです。
- アルミホイルを使用する
- 重曹を使用する
- 綿棒を使用する
- 塩を利用して歯を白くする方法
- ホワイトニングサロンで歯を白くする
- 市販のホワイトニンググッズを使う
6つの裏ワザの手順とリスクについて解説していきます。
方法1.アルミホイルを使用して歯を白くする
- 歯磨き粉と重曹を混ぜた物を歯に塗る
- アルミホイルを歯に被せる
- 1時間程度おく
- アルミホイルを外す
- 歯磨き粉で歯を磨く
重曹の成分によって歯の汚れを浮かせて、着色汚れをとりやすくする方法です。
重曹が唾液で流れないよう歯をカバーするためにアルミホイルを使用しています。
歯を傷つけたり、口の中が荒れたりするリスクがあるため、おすすめしません。
方法2.重曹を使用して歯を白くする
- 食用重曹と水を混ぜる
- 1を歯磨き粉代わりにして歯を磨く
歯磨き粉の代わりに重曹で歯を磨く方法です。
重曹は掃除や洗濯でも使われるように、汚れ落としに効果的なイメージがありますよね。
重曹には汚れを浮かせて、こすり取るのに長けた成分が含まれるので、歯を白くすると言われています。
重曹を使うとかえって黄ばみやすい歯になってしまうため、やめておきましょう。
方法3.綿棒を使用して歯を白くする
- 乾いた綿棒に歯磨き粉をつける
- 歯の表面を縦方向に綿棒で磨く
- 1分ほど磨く
歯磨き粉の研磨剤を利用して歯の着色汚れを取る方法です。
部分的な着色汚れを落とす効果は期待できますが、全体的に歯を白くするのは難しいでしょう。
歯の表面を傷つけて、かえって着色しやすい歯になる恐れがあります。
方法4.塩を使用して歯を白くする
- 歯磨き粉の代わりに塩で歯を磨く
- うがいで塩を吐きだす
歯磨き粉の代わりに塩を使う方法です。
塩には歯茎の引き締めや殺菌作用、歯を白くするというイメージがある方が多いと思います。
しかし、塩はそんなに万能な効果を持ちません。
塩による体や歯への影響は次のとおりです。
- 塩の歯茎を引き締める作用に持続性はない
- 歯周病や虫歯への殺菌効果はない
- 汚れを落とす効果はない
- 塩分が吸収されて体に悪い
塩で歯が白くなるという根拠はなく、むしろ体へのリスクが高いのでおすすめしません。
方法5.ホワイトニングサロンで歯を白くする
ホワイトニングサロン※でホワイトニングジェルを歯に塗って、光を当てて歯の表面の着色汚れを落とす方法です。
ホワイトニングサロンは自分で施術するセルフホワイトニングの1つ。
料金も歯科医院でのホワイトニングに比べて相場が安くなっています。
ただし、芸能人のように真っ白い歯にはならないので注意しましょう。
※民間の美容サロンです。医療機関と違い、歯科医師や歯科衛生士が在籍していません。ホワイトニングに関わる工程のすべてを自分自身で行う必要があります。
方法6.市販のホワイトニンググッズを使用する
市販のホワイトニングを使用してセルフホワイトニングする方法です。
市販のホワイトニンググッズには次のようなものがあります。
- ホワイトニング用歯磨き粉
- 家庭用ホワイトニングLEDライト
- 歯の消しゴム
- 歯のマニュキュアなど
歯の表面の着色汚れを落としたり、歯の上から色を塗ったりすることで白い歯を目指せます。
料金が安価で、だれでも手軽に始められるのが特徴です。
ただし、どのグッズにも歯本来の色を白くする効果はないため注意してくださいね。
裏ワザで歯を白くする方法の注意点
さまざまな歯を白くするための裏ワザを紹介してきましたが、裏ワザにはリスクも潜んでいます。
ここでは歯を白くする裏ワザの注意点を紹介します。
裏ワザはかえって歯を着色しやすくさせる!
重曹や綿棒、塩といった裏ワザはかえって歯を着色しやすくさせる恐れがあります。
- 研磨作用の強い重曹
- 歯磨き粉をこすりつける綿棒
- ざらざらとした塩
歯の表面にあるエナメル質の傷は着色汚れが入り込みやすく、歯が黄ばんで見える原因になります。
歯の表面に細かい傷がつくほど、歯は着色しやすくなっていきます。
その場では白くなったと感じるかもしれませんが、着色しやすくなっては本末転倒ですよね。
歯を白くする裏ワザにはリスクがある!
重曹や綿棒、塩を使用する方法は着色しやすくなるだけではなく、他にもさまざまなリスクがあります。
- エナメル質が傷つき、虫歯になりやすい
- 歯が変色する可能性がある
- 人工歯が傷つき、表面の塗装がはがれる
- 人工歯の寿命が短くなる
重曹や塩といった家にあるもので歯を白くする裏ワザには劇的に歯を白くする効果はありません。
むしろ歯へのリスクの方が高いため、絶対に避けたほうが良いでしょう。
元の歯の色自体は変わらない
ホワイトニングサロンや市販のホワイトニンググッズについては危険性はあまりないものの、元の歯自体の色を白くする効果はありません。
ホワイトニングサロンやホワイトニング用歯磨き粉の目的は、歯の表面の着色汚れの除去!
そのため、芸能人のように白い歯をイメージして利用すると思ったより白くならなかったと思う人が多いです。
もし、元の歯以上に白い歯を目指すなら歯科医院でのホワイトニングが望ましいでしょう。
歯科医院でホワイトニングするなら症例実績の多いホワイトエッセンスがおすすめです。
ホワイトエッセンスのオフィスホワイトニングについて
治療内容 | ホワイトニング剤とホワイトニング専用照射機を併用して歯を白くします。 |
※自由診療 | 費用(税込)16,500円〜107,800円 |
期間・回数 | 内容により異なります。 |
副作用・リスク | 個人差がありますが、施術中や施術後に歯が染みる場合があります。 |
〉〉おすすめのホワイトニングできる歯科10選
中学生でもできる!着色汚れを除去して歯を白くする方法
歯の黄ばみの原因である着色汚れ(ステイン)を除去することで歯は白くなります。
紹介する方法は歯の見た目だけでなく、虫歯や歯周病予防にも効果があるので、子どもから大人まですべての方におすすめです。
- 歯医者でクリーニングする
- ホワイトニング用の歯磨き粉を使う
ここでは、着色汚れを除去して歯を白くする方法について紹介します。
歯科医院でクリーニングを受ける
歯科医院のクリーニングは着色汚れに対して次のような効果があります。
- 飲食やたばこによる着色汚れを落とす
- 着色汚れの再付着を防ぐ
歯科医院で専門的なクリーニングを受けることで、歯磨きでは落とせない着色汚れを除去し、元の歯の白さを取り戻します。
また、歯の表面がつるつるになることで、汚れの再付着を防げるのでおすすめです。
歯のクリーニングは虫歯や歯周病の予防にも効果があり、見た目だけでなく、お口の健康を守る大切な役割を持ちます。
元の歯の色より白くしたい方には、歯科医院でのホワイトニングをおすすめします。
また、歯科医院でのクリーニングは保険適用で受けられることが多いため、費用を抑えて白い歯を目指せます。
保険適用の場合:3,000~5,000円/回
保険適用外の場合:5,000~20,000円/回
歯科医師の診断が必要なので、まずは歯科医院で相談してみてくださいね。
ホワイトニング用の歯磨き粉を使う
日常的にホワイトニング用歯磨き粉を使用することで、歯の着色汚れの除去と防止が期待できます。
ホワイトニング用の歯磨き粉を選ぶ際には、以下の成分に気をつけて選ぶようにしましょう。
おすすめの成分
- ポリリン酸ナトリウム
- ハイドロキシアパタイト
- ポリエチレングリコール
注意すべき成分
- 無水ケイ素
- 重曹
- 炭
特にコーヒーやカレーなどの色が濃い飲食物は、歯が黄ばむ原因となる着色汚れがつきやすいです。
ホワイトニング用歯磨き粉を使用することで、歯の黄ばみの軽減が期待できます。
歯を白く保つためには着色予防も大切です。
歯を白く保ちたい方におすすめ!ホワイトニング用歯磨き粉の選び方
ここでは歯を白く保ちたい方におすすめのホワイトニング用歯磨き粉の選び方を紹介します。
- ホワイトニング成分が含まれている
- 研磨剤が入っていないor少ないもの
ホワイトニング成分が含まれているものを選ぶ
歯磨き粉に含まれるホワイトニング成分はさまざまですが、特に次の成分が含まれているものがおすすめです。
- ポリリン酸ナトリウム
- ハイドロキシアパタイト
- ポリエチレングリコール
効果と表示例は下記の表にまとめています。
買う前に歯磨き粉の裏側の成分表を見て確認してみてくださいね!
効果 | 成分 | 表示例 |
---|---|---|
着色汚れを浮かせて落とす | ポリリン酸ナトリウム | ポリリン酸ナトリウム 短鎖ポリリン酸 EXポリリン酸 分割ポリリン酸 |
着色しにくいツルツルの歯に する | ハイドロキシアパタイト | ヒドロキシアパタイト ハイドロキシアパタイト |
たばこによるヤニを落とす | ポリエチレングリコール | ポリエチレングリコール |
研磨剤が入っていないor少ないものを選ぶ
ホワイトニング用歯磨き粉は「研磨剤無配合」もしくは「低研磨性」と記載されたものを選ぶのがおすすめです。
研磨剤は歯の表面を傷つけて着色しやすい状態を引き起こす可能性がありますので、ホワイトニング用と書かれてあっても避けましょう。
特に次の成分が含まれている歯磨き粉は研磨作用が強いため、注意が必要です。
おすすめのホワイトニング用歯磨き粉はこちらで紹介していますので是非参考にしてみてくださいね
歯を白くするのにお金をかけたくないなら歯磨き粉による着色予防が大切!
- 歯を白くする裏ワザにはリスクがある
- 歯の白さを保つにはホワイトニング用歯磨き粉による着色予防が大切
- 歯磨き粉は「研磨剤無配合」&「ホワイトニング成分配合」から選ぶ
家にあるもので歯を白くできると謳った方法は、歯や体にリスクがあるのでおすすめしません。
歯を白く保つためには、ホワイトニング用歯磨き粉を使うなど日頃の歯の着色予防が大切です。
おすすめのホワイトニング用歯磨き粉はこちらで紹介しています。
ホワイトニング用歯磨き粉を選ぶのに迷っている方はぜひ参考にしてみてくださいね。