no title
2006年2月10日 00:50こんなことがありました(苦笑)
洗濯機から洗い終わった洗濯物を取り出す我が嫁が、「してやったり!」と言わんばかりの笑顔で手にクローバーの形に青と透明の石が二つずつ入ったイヤリングを片方だけ、ぶらぶら手に持ちながらTVを見る私の所にやってきた!
( ̄□ ̄;)!!あ!・・・忘れてた!!!
※嫁が洗濯をしていると、洗濯機の底から見たことの無いイヤリングを片方だけ発見してしまったのだ!
嫁「これは何?浮気をしたら何か買ってもらう約束だよ♪」d(゚ー゚*)ネッ!
私「あ、それ、忘れていた!・・・拾ったんだ!ジーンズのポケットに入れておいてすっかり忘れてた!」(^_^;)
嫁「そんなこと言っちゃって!」(;一_一)
私「いや、違うんだ・・・」\(゜ロ\)(/ロ゜)/
・・・この時、私は気がついた
何を言っても無駄だ!
身の潔白は自分が誰よりも知っている!だけど・・・弁明すればするほど、ど坪にはまる(@_@;)
嫁「動かぬ証拠よ!このイヤリングは何?」(;一_一)
私「いや、実は、午前中に地主さんに交渉に行って決意の元に臨むも、見事に玉砕し失意のどん底から気晴らしに町をふらふらと散歩してた話はしたでしょ?」
嫁「それで、『キングコング』(映画)見て帰ってきたんでしょ!?・・・今となってはそれすら怪しいわ!」
・・・ちなみに、一人で映画を見るなど年に有るか無いかの出来事である
私「そ、それで、落ち込んでうつむき加減に道を歩いている時に、何か光ってるな?って見てみたら、四葉のクローバーのイヤリングが落ちていたから、
これはついてる♪
って、喜んで拾っちゃったんだ!」d(゚ー゚*)ネッ!
嫁「普通拾わないわよ!」(;一_一)
・・・まずい!実も蓋も無い
私「そ、それは、そうかもしれないけれど・・・拾っちゃったんだ(苦笑)」
・・・実に虚しい弁明である
嫁「だったら、何で出さないの?」(;一_一)
私「忘れてた!・・・後で通りすがりのお賽銭箱にでも入れようと思っていたんだけど、すっかり忘れてた」
・・・こんな日に限って忘れるなんて(苦笑)
私「映画のチケットなら有るけど・・・証拠にはならないよね(苦笑)」
嫁「そんなの、一人で見ているとは限らないじゃない!」(;一_一)
・・・話せば話すほど、言い分けっぽくなる(苦笑)
思ったよ・・・世の夫の何人ぐらいが、この出来事に遭遇するのだろう?
無実で遭遇する人はあんまりいないだろうけど、
本当に、心から同情します(T_T)
私「・・・良く考えると、『これは何?』って聞かれた夫で、浮気の覚えのある人は、『知らない!』って、答えるのではないだろうか?」d(゚ー゚*)ネッ!
嫁「『あ、そ、それは・・・』とか、言い訳をしようとする人もいるかもしれないじゃない?」(;一_一)
私「そ、そうだね」(@_@;)
私「不倫相手と『キングコング』は見ないと思わない?」d(゚ー゚*)ネッ!
嫁「趣味の悪い人かもしれないジャンかぁ!」(;一_一)
私「そ、そうだね」(@_@;)
・・・キングコング、とっても面白かったよ!
私「ところで、今時イヤリングなんて珍しくない?」d(゚ー゚*)ネッ!
嫁「友達の○○ちゃんとか、イヤリングだよ!
( ̄□ ̄;)!!・・・まさか、○○ちゃん!?」(;一_一)
私「お前・・・楽しんでるでしょ! ○○は来月、結婚式でしょ!」(^_^;)
私「ほら、それに、このデザインは中高生のじゃないか?ピアス禁止とか・・・石も偽者っぽいし(苦笑)」d(゚ー゚*)ネッ!
嫁「それは、そうかもね♪」(^_^)
私「だろ!」d(゚ー゚*)ネッ!
嫁「分からないけど」(;一_一)
・・・ダメだ
嫁「まぁ、私は寛大だから許してあげるけど!」(^_^)
私「ありがとう!じゃ無くって、勘違いだから!」
嫁「今なら一万円相当のもので許そう♪」d(゚ー゚*)ネッ!
・・・刑事に刑を軽くしてやるからって、自白を迫られて思わず冤罪を自白してしまう容疑者の気分
私「絶対にダメ!」
嫁「なんか買ってよ~!私ぐらいな者だよ~!こんな寛大な嫁はいないよ~」d(゚ー゚*)ネッ!
・・・け、刑事さん
私「絶対に違うから!」
嫁「しぶといなぁ~~」(;一_一)
・・・しぶといって!?
私「これで本当に浮気している人だったら、きっと切れてるぞ!暴力振るったりするかもしれないぞ!」
嫁「そんな男とは即離婚だ!」d(゚ー゚*)ネッ!
・・・嫁よ、大正解です
私「しかし、こんな日に限って『アリバイ』がないね」
嫁「そんなこといって~!またまた!
女ってのはね、自分の存在を知らせたくてワザと口紅つけたり、髪の毛つけたり、イヤリングを忍ばせたり!するものなのよ♪」(;一_一)
私「そ、そうなのかな?昼ドラの見すぎじゃない?」
嫁「ばかね~!そういうものなのよ!実際そうじゃない♪」
┐( ̄ヘ ̄)┌ ヤレヤレ・・・
私「い、いや・・・違うから!」
嫁「今なら、怒らないから!今のうちだよ~!」d(゚ー゚*)ネッ!
┐( ̄ヘ ̄)┌ ヤレヤレ・・・
私「確かに、状況証拠が浮気を示しているかもしれない!
俺が嫁の立場だったら、間違いなく夫を疑うだろう!」
嫁「でしょ~!」
私「しかし、俺が、俺の嫁だったら、やはり信じただろう♪
だから・・・こうは言っていても俺を信じてくれている嫁は偉い!と思う♪」
嫁「でしょ~! なんかくれ!」(*^_^*)
私「う~~~ん・・・あげたい!何かあげたい!
あげたいのは、やまやまだけど、今ここで俺が何かをあげると、浮気を認めてしまったことになり、冤罪になってしまうので、
それは出来ない!」
嫁「え~~~!」\(*`∧´)/ ムッキー!!
私「仕方が無いじゃん!・・・しかし、お前は偉い!」
嫁「でしょ!私ぐらいな者だよ~~!こんなに寛大なのは♪誰だって疑うだろう♪」(*^_^*)
私「確かにその通りかもね!いつも感謝してます。」
・・・
・・・
嫁「なんか、まだ私、騙されてない?」(;一_一)
・・・断じて騙されていません
で、そのイヤリングはどうしたかって言うと、
家の玄関に飾ってある白い招き猫の耳についてます♪
ちなみに、黒い招き猫の耳には以前拾った指輪がついてます♪
嫁「なんか私、誤魔化されてない?」(@_@?)
・・・ないない!┐( ̄ヘ ̄)┌ ヤレヤレ・・・